母の介護と妹の話(仮)

2023年1月に母が緊急搬送されました。母の介護とそれにまつわる妹の話を綴ります。ただの記録のため面白くありません。読んでもため息しか出ないと思います。

3月 グループホーム選び (6)

備忘を兼ねて老健の相談員さんとのやりとりを抜粋すると、

 

真顔:「母の件ですが、私が面倒を看ることを考えたこともありますが、実家の近くにある施設がいいと思っています。それは、元気だったころの母の意思です。それから、妹が通いやすいところがいいと思っています。」

 

真顔:「グループホーム(以下GH)の選定を私がするというのもありですが、実際にGHに通うのは妹ですし、妹が選んだ方がいいと思っています。」

 

真顔:「急性期病院から療養型病院にうつるとき、妹の夫がテキパキと動いてくれました。私は非常に助かったのですが、妹は自分の希望通りにならなかったことが不満だったみたいで、今でも引きずって逆恨みをしている状態です。詳細はわかりませんが、妹の理解や気持ちが追いつかなかったのかもしれません。」

 

そうしたら相談員の方が、

💁‍♀️:「それでわかりました。妹さんが『(施設を)あの人が勝手に決めた』とののしるようにお話しされていて、何を言っているのかよくわからなかったのですが、これでつながりました。」

 

ゲロー:(えっ、暴走もしたの!?話が終わっていないのに席を立って帰っただけじゃないの?)

 

真顔:「今回私がGHを決めたら同じことになる可能性があります。ファミリーカンファレンスでGHと決まって施設見学に行っているのに、事あるごとに在宅介護というキーワードが出てくる状況ですし。妹のペースで妹がきめていくのをフォローする形ですすめたほうがよいと思っています。

 

真顔:「前にも話したと思いますが、母が急性期病院に運ばれた時、母は介護放棄の状態だったんです。妹にそういうつもりはなかったのかもしれませんが、第三者から見て普通だったらあぁはならないでしょうという状況だったんです。夏ごろは妹が元気になっているように見えましたし、妹夫婦で頑張るというのなら在宅介護もありかと思ったのですが、実際は私が思っているのとは全く違っていました。在宅介護は絶対にありえません。」

 

真顔:「そういう事情なので、業務外のことになるかもしれませんが、老健の方々にもご協力をいただきながらすすめていかないとうまくおさまらない状況です。よろしくお願いします。」

 

という話をしました。

 

3月 グループホーム選び (5)

3月ののどかなある日、待ち合わせ場所に息子の塾の鞄を持っていって学校の鞄を受け取って帰る途中にスマホが鳴りました。老健からです。スマホ気づき

 

老健の相談員さんがおっしゃるには、

💁‍♀️:「妹さんの件です。先日、お部屋で話をしていたのですが、まだ話が終わっていないのに席を立たれて帰ってしまいました。

 

とのことでした。街中で受けた突然の電話ですし、相談員さんは戸惑いながら差しさわりのない言葉を選んで話をされている感じでしたので、何が言いたいのか私にはわかりませんでした。報告?クレーム?

 

真顔:「そういうことでしたか。先日、妹からメールがきて、老健のスタッフの方と話をしたという報告はうけています。ただ、何を言っているのはわからなくて。。。

 

と言ったら、

💁‍♀️:「施設選びが負担になっていらっしゃるんじゃないかと思いました。

 

とのことでした。私も妹がいっぱいいっぱいな感じがして可哀想で、私がやった方がいいんじゃないかと思うことがありました。でも、そんなことをしたら後々、「あの時、お姉ちゃんの言う通りにしなければよかった」みたいなことを言い出しかねません。妹ができることは妹にやらせないとダメだと思っています。そういった事情を話しました。

 

2月 グループホーム選び (4)

電話会議で暴走してブチ切れた妹ですが、その後は何事もなかったかのようにしれっとメールを送ってきます。メール

 

現実の世界はそんなもの?

 

いつものように、

かに座:「GH Aに行ってきました。」

からはじまって感想や意見のようなものが述べられて、内容はわかるようなわからないような。。。最後は、

かに座:「在宅介護も視野に入れたほうがよい。

かに座:「お姉さんはどう思いますか?
といった言葉で締めくくられます。

 

 

メールの内容確認した夫が、

真顔:「メールを丁寧に読む必要はあると思うけど、相手に不明な点を一つ一つ確認するのはやめよう。やっても無駄、意味がない。話をすすめよう。」

というので、妹に、

真顔:「よかった施設を3つほど挙げて。」

と返事をしました。妹から3つの施設名が返ってきました

 

 

あぁ、ここまでの道のりは長かった。

 

2月 グループホーム選び (3)

すったもんだしながらも妹がいくつかのグループホーム(以下GH)の見学をしました。そろそろ妹から直接話を聞きたいしお金の話もした方がよいと思いました。妹夫婦と私たち夫婦の4人で話をしたほうが良いと思ましたので妹にその旨を伝え、4人で電話会議をすることにしました。

 

 

【電話会議の内容】

グループホームについて

真顔:「あなたが作ってくれた一覧表とメールでくれた報告をみている。10ちょっとの施設があって、4施設に見学に行ったんだよね。まだ見学したい施設はある?

と聞いたら、妹が、

 

かに座:「もう、これ以上見学する必要はないと思う。」

と言うので、

 

真顔:「GH Aはどうして行かないの?家から比較的 近いよね。」

と聞いたら、

 

かに座:「理由はない。行ったほうがよければ行くけど。」

と言うので、

 

行ってもらうことにしました(理由がないなんて、変な言い方だと思ったけど細かいことを気にしてはダメ)。

 

 

■お金の話

妹の報告では、どの施設も「だいたい月20万円ぐらいかかります」と言われたそうです。

 

真顔:「お金のことも考えないといけないと思うんだけど。今、老健には毎月いくらぐらい払っているの?

と聞いたら、

 

かに座:「それはだいぶ前に答えたやん!

と不機嫌な声が返ってきました。

 

というか切れているっぽい。なぜ???

 

滝汗:「うん、夏に〇万円ぐらいって言ってたと思うけど、『やっぱり違う、あっでもそのぐらい』という返事だったからもう一度確認したほうが良いと思って。

 

かに座:「そんなん、前に言った通りやん。なんで何回も同じことを聞くん!

 

滝汗:(他人には厳しいのね・・・)

 

真顔:「要介護度も変わったし、もう1度確認したいの。

 

かに座:「〇万円ぐらい」

 

滝汗:「年金は毎月どのくらい?

 

かに座:「それも前に答えたやん。どうしてそんなことを何回も聞かないといけないんよ!

 

笑い泣き:(夏に老健の費用を聞いた時にあわせて聞いたけど、老健の費用と同じで再確認しないといけないと思っているのよ!)

 

電話なので声しかわかりませんが、妹はかなりご乱心の様子でなにやらわめきだしました。少ししゃべらせた後、割り込んで、

 

真顔:「今、この場でもう1度確認したいの。老健の費用も年金も、諸経費も、時間が経つと変わるでしょ。これから別の施設に行く話が出ているんだから、お母さんの貯金も含めてきちんと確認して精査しないとダメでしょ!

と言ったら妹の夫が答えてくれました

 

UMAくん:「年金は、△円ですね。」

 

真顔:「お母さんの貯金はどのくらい残っているの?

 ↑家の維持費などを含めて、妹がどのように管理しているかわからないので改めて聞いた

 

かに座:「それも前に言ったやんか!いったい何なの?何回も同じことを聞いて。

と言って更にブチ切れて暴走しました

 

夫と2人で黙って暴走・暴言を聞きました。

 

息子の塾の迎えがあるので、その時間まで聞いて、

 

真顔:「ごめん、ちょっとこれから予定があるから。」

といって切りました。

 

 

2月 グループホーム選び (2)

1月のファミリーカンファレンスの後、妹がリストを作ってグループホーム(以下GH)の見学に行ってくれました。

 

見学に行く都度、メールで感想のようなものを送ってくれます。メール

かに座:「今日はGH A に行きました。」

からはじまって、感想や意見のようなものが述べられているのですが何を言っているのか全くわかりません。そして最後は、

かに座:「在宅介護も視野に入れたほうがよい。お姉さんはどう思いますか?」
といった感じで締めくくられます。

 

チーン:「・・・・・」

 

何を言っているのかわからない文面には慣れたけど、在宅介護はなしと決まったのにまだ言い続けていることにストレスと疲労を感じます。もやもや

 

年末ぐらいからでしょうか、妹からくるメールは夫や息子にも協力してもらって解読しています。先入観がない彼らに読んでもらって気が付くことがあります。

 

妹からくる施設見学の感想メールへは、

ニヤニヤ:「他の施設も見学に行って感想を聞かせて。」

 

と返信しています。これは夫のアドバイスです。