入学時の成績と入学後の成績について
昨年、いくつかの学校の説明会でいわれたことです。
「入学時の成績は、入学後の成績にあまり関係はありません。それよりも、1学期に中学校の生活になれて自分の勉強のペースをつかんだ子が6年間で伸びてゆきます。だから、補欠や繰り上げ合格でも気にされる必要はありません。」
合格点のあたりに人が集中する分布図をみせていただいたり、得意科目・不得意科目がある場合のぶれ(運・不運)があるであろう話もありました。
合格点のあたりに集中するのは有名な話です。お話はよく理解できました。しかし、学校側の事情もあるだろうなぁと思って聞いていました。だって、繰り上げ合格者に電話をしても電話をしても、「我が子を深海魚にしたくない」といって辞退をされたら、学校側は定員数の生徒を集めるのに苦労します。学校が苦労すればするほど、合格発表時に合格となり入学した子と追加合格で入学した子の成績(実力)の差が開くわけです。
今回、↓こちらのブログ↓で、SAPIXの数字を使って、入試に合格平均点で合格した人とギリギリの点で合格した人の実力についてシミュレーションしています。
最難関校の筑駒の検証なので、幅広い成績層が集まる中堅校では事情が違ってくるとは思いますが、参考になりました。
運命90、努力10