運命90、努力10

2020年中学受験終了 男児の母です。塾はSAPIXでした。ブログ名の「運命90、努力10」は松下幸之助さんの言葉です。

本音や実態と建前(学校編)

息子やママ友との話で話題に挙がった学校の本音や実態と建前、それに準ずる話を書きます。お役に立てば幸いです。

「→」が本音や実態に関すること

「★」はコメント(私見

です。


【その1】
・受験日時によって塾が出している偏差値が違うが、実際に入学してくる子の能力に差はない

・第一志望で入学してきた子のほうが卒業後の進路がよい
・入学時の成績はその後の成績にはあまり関係ない
・部活を頑張る子がよい結果をだす
などなど。

 

→都合上、学校はいろいろな言い方をしますが、学校が言いたいことはただひとつ。
「本校の教育理念を理解して、本校で頑張れる(親)子に入学してほしい。」

だと思います。

 

 

【その2】

本校は手厚いです。例えば、

・提出物をださないと出すまで追いかけます

・小テストで合格点がとれなければとれるまで追試をします、最後の1人になっても見捨てません

定期テストの成績不振者には補講をします

などなど。

 

→事実です。

中堅の進学校の先生方は、この子たちはやれば伸びると信じている方が多く、課題などの提出は徹底してやらせようとします。

公立中学では入学時点での能力の差が大きく、希望する進路もまちまちなためにここまでやるのは難しいです。受験して入学する私学だからできることです。学校もそのことはよくわかっているので、中堅の進学校ではアピールする学校が多いようです。

 

★私はこの手の話はどこの学校もお話どおりで手厚いんだと思って終わりにしていました。息子校も手厚いという話があった学校の1つで、お話通りです。今のところ問題はありませんが、先日、本当はあの時もう1歩踏み込んで考えておいたほうが良いんだろうなぁと思う話を聞きました。

息子校では、課題の未提出者や再提出者、追試・補講の該当者は、HRなどで先生から名前が呼ばれます。提出物なら出すまで何度でも呼ばれます。お友達のクラスの該当者で、これに耐えられなくて不登校気味な子がいるそうです。

 


【その3】
入学時の成績と高3の成績や卒業後の進路は関係ない。
中1の1学期の成績と高3の成績や卒業後の進路は関係がある。
だから、入学してから頑張ることが大事。

 

→海外の大学の調査結果で確認され、その後、日本の大学でも模倣で調査をして同じ結果が得られているそうです。自校の生徒でもデータをとってみて、確認したうえで話をしている学校もあります。この話には表も裏もないし、本音も建て前もありません。

しかし、追加合格の話や合格確率がボーダーラインで悩んでいる方に向けた話をする際に引用(誤用?悪用?)して、「中に入ってから頑張れば大丈夫。」とエールを送る学校があります。

 

★オリジナルのデータは「中に入ってからも頑張り続けることが大事」ということを示すデータであって、「中に入ってから頑張れば大丈夫、なんとかなる」ということを示すデータではなかったと思います。

合格最低ラインに受験生が集中することを考えればこだわる必要はないのかもしれませんが、私は気になりました。上に書いたような引用の仕方をする学校には恣意的なものを感じました。

 

★中1の1学期に良い成績がとれる子はどんな子たちなのか。

息子が知っている限りですが、息子校で成績が良いのは第一志望が残念で進学してきた子が多いようです(息子校は中堅校で受験日が複数日時あり、入学者の偏差値帯が広い学校ですので、この差が縮まるのには時間がかかると思います)。

 

★先輩ママの子が通う学校の状況を聞いたところ、

「入学時の成績は入学試験の成績をさしいていると思うので、どんな並びになっているのかわからないけど、中に入ってからのテストは概ね入学時の能力(塾のクラスや模試の成績)どおりだと思う。6年間は長いので上下するが、できる子は最初から最後までできることが多い。校内の成績は中3高1でおちついて、そのまま卒業までいく感じがする。」

とのことです。

 


【その4】
中学の間は塾は不要です。通塾率も低いです。
高校になったら仕上げや弱点補強といった目的でぼちぼち行きだす子がでてきます(そういう目的なら行った方が良い)。

 

進学校の進度は早く、宿題も多いです。1人でこなせなくて家庭教師や個別を利用しているという話はちょくちょく聞きます。

それから、夏休みや冬休みにスポット的に通って弱点補強や先取りをするという話もちょくちょく聞きます。

学校が思っているよりも多くの子が勉強系のお稽古をしていると思います。

 

★息子校の1年生は、集団塾に通っている子は少ないけど、公文、英会話、個別、オンライン系、家庭教師など、勉強を意識したお稽古を1つはやっている子が多いようです。休み時間に塾の宿題をやっている子もいるそうです。科目は、英語・数学が中心みたいです。他の学校のママから聞いた話も同じような感じです。

 


【その5】
部活を頑張る子のほうが結果(進路)が良い。

 

→私立は成績が悪い子は部活動に参加できない(学校が多い)です。

 

進学校は成績不振だと部活に参加できないようになっている学校が多いです(補講への強制参加、家庭学習の指示がある)。
成績不振者の決め方は学校によって違いますが、聞いたことがあるのは、
・1教科でも赤点をとった人
・合計点での順位が●番以下
・部活動によって基準が違う(活動がハードな部活ほどハードルが高い)
です。
次のテストまで部活がお預けになり、次のテストで成績不振者になってしまうとまたお預けになるそうです。

 

★「部活をやっている子のほうが成績がいいんだって。」

という話から、

「部活はやったほうがいいんだって。やっている子のほうが成績がよいんだって。」

「部活をやっている子のほうが成績があがるんだって」

という理解になってしまう方がいます。

同じ子が部活をやるのとやらないのではやった方が成績が上がるという話ではありません。結構、誤解されている方が多いです。