母の介護と妹の話(仮)

2023年1月に母が緊急搬送されました。母の介護とそれにまつわる妹の話を綴ります。ただの記録のため面白くありません。読んでもため息しか出ないと思います。

2月 グループホーム選び (2)

1月のファミリーカンファレンスの後、妹がリストを作ってグループホーム(以下GH)の見学に行ってくれました。

 

見学に行く都度、メールで感想のようなものを送ってくれます。メール

かに座:「今日はGH A に行きました。」

からはじまって、感想や意見のようなものが述べられているのですが何を言っているのか全くわかりません。そして最後は、

かに座:「在宅介護も視野に入れたほうがよい。お姉さんはどう思いますか?」
といった感じで締めくくられます。

 

チーン:「・・・・・」

 

何を言っているのかわからない文面には慣れたけど、在宅介護はなしと決まったのにまだ言い続けていることにストレスと疲労を感じます。もやもや

 

年末ぐらいからでしょうか、妹からくるメールは夫や息子にも協力してもらって解読しています。先入観がない彼らに読んでもらって気が付くことがあります。

 

妹からくる施設見学の感想メールへは、

ニヤニヤ:「他の施設も見学に行って感想を聞かせて。」

 

と返信しています。これは夫のアドバイスです。

 

1月 ファミリーカンファレンスのメモ(薬)

老健のファミリーカンファレンスで、母が服用している薬について確認しました。

母の退所後はグループホームを考えているので、今、通院の必要性や頻度などを把握しておいた方がよいと思いましたので。

 

【母が服用している薬】
・血圧の薬(元気な時から服用していた)
・お通じをよくする薬
・腸管の運動を活発にする薬
カリウムの不足を補う薬
・気持ちを落ち着かせる薬

 

往診の内科で事足りるわね、きっと。

などと考えていたら、日常生活の様子(困りごと)の話になりました。

 

【日常生活の様子(困りごと)】

・ブレーキ管理ができない

・順番がまてない

 スタッフの数が足りていない時に待てなくて何度もいってくる(認知機能が低下している)例:トイレ、

 

これまでと変わらずの内容ですが、この報告では認知症が進んでいるのかどうかは判断できません。何が言いたい?と思っていたら、

💁‍♀️:「家に戻る(と事故が起きやすいので)よりも、施設に行かれた方がいいですよ。

と〆られました。

 

妹よ、ちゃんと聞いたか!

 

 

老健のファミリーカンファレンスはとてもあっさりしています。

例えば薬の話は新しい薬を飲み始める場合は説明がありますが、それ以外は一切ありません。全く話題にあがらないから飲んでいないと思っていたのに5種類以上飲んでいてびっくりしたという話を聞いたことがあります。同様に高齢者(認知症)あるあるの話も割愛されます。老健から報告されるのは事故やヒヤリハットがあった場合だけです。ともに、こちらから聞けばきちんと教えてくれます。

 

1月 グループホーム選び

1月のファミリーカンファレンスから数日後、

妹から市内のグループホームの名称と連絡先がまとめられた資料(Excel)がメールで送られてきました。無言で、ファイルが添付されているだけでした。妹のこういう作法にはなれましたが、妹が何を求めているかがわかりません。夫に相談したら、「放っておけば」というのでそうしました。1週間ほどしたころ、妹から別手段で連絡があって、

 

かに座「メールはみていますか?」

と聞かれました。

 

滝汗(みている、メールは全部ちゃんと読んでいる。だけど何?私は何をすればいいの?)

またまた夫に相談しました。

 

真顔「『施設の見学に行った?行ったんだったら感想を聞かせて。』ぐらいの返事でどう?」

と言われました。

 

「なるほど」と思ったので、そうしました。

もう、私も頭が回っていません。

用事があってメールアプリを立ち上げるたびに、受信ボックスにある妹の名前を見てどっと疲れがでて気持ちが塞ぎます。もやもや

 

1月 ファミリーカンファレンス

ファミリーカンファレンスで、

・退所後は施設で

・施設はグループホームを考える

ということが公式の場で(?)決まりました。

 

12月に変わった相談員の方の印象はいまひとつでした。

 

施設の選定はその場で妹夫婦にお願いしました。

 

12月 老健への返事

妹から老健に「施設を希望する」と回答したとメール連絡がきました。メール

連絡を受けた後、念のために私のからも老健に電話をして確認しました。

当初の予定通り、年内に施設にお返事ができてよかったです。

 

施設の方の話によると、

💁‍♀️:「妹さんから『施設でお願いします』と話がありましたが、施設というのが今入所しているこの老健をさしているようでした。それで、この施設にずっといることはできませんよ、他の施設を探してくださいと言いました。立ち話なので詳しくは話していませんが、(後略)。」

 

真顔:「・・・・・。」

 

どうも妹は、「施設」というのは老健にこのままいるという意味だと思っていたようなんです。どうしてそうなるんだろう?そろそろ老健を卒業しましょうという話があって次の場所を探していたのに。入所・退所を繰り返して老健と家を行ったり来たりすることは可能だけど、認知症があるのでお勧めしないといわれたのに。そこへ妹から「在宅介護で」という話が出て今に至るのに。タラー

 

真顔:「夏のファミリーカンファレンスでケアマネさんからお話しがあって、私は理解・承知しております。」

 

と回答しました。

 

老健の新しい相談員も、妹のことを少しは理解してくれただろうか。