母の介護と妹の話(仮)

2023年1月に母が緊急搬送されました。母の介護とそれにまつわる妹の話を綴ります。ただの記録のため面白くありません。読んでもため息しか出ないと思います。

7月13日 妹について思うこと

母に会いに行った翌日の帰りの新幹線の中、「妹にも連絡をいれたほうがいいだろう」と思い頭の中を整理しました。

 

私が妹に一番伝えたいことは「母に会いに行って」です。洗濯物の交換などでしょっちゅう病院に足を運んでいるんだから、あわせて面会の予約をいれればいいのに、

かに座:「お母さんにはあんまり会わないほうがいいと思う。」

ときっぱりと言いきった妹。妹が母に会いたがらない理由を考えました。

 

お見舞いに行く前のある日、夫とした会話を思い出しました。

私は妹が母に会いたがらない理由を、

滝汗:「面会の申し込み方法がわからないんだわ(わかるけど面倒)。」

と思ったので同情しながら夫に話したら、夫は間髪入れずに

真顔:「用無しなんじゃない。もうお母さんを頼れないんでしょ。」

と返してきました。私は驚いて「そんなことはないと思うけど」と否定しました。

でも、「母に会うと『もう頼れない』と言う現実をつきつけられ、いろいろな感情がわいてきて会いに行けない。だから会いたくないと言った。」といういい方であればどうでしょう。もしそうだとしたら、『できるだけ会いに行ったほうがいいと思うよ』とすすめた私は浅はかです。

なんだか受験国語の読解のような展開になってしまいました。アセアセ

 

実家で母と同居していたのだから妹(夫婦)が中心になって動くのは自然な流れです。とはいえ、妹に無理をさせていることに私は負い目を感じています。私は妹が何か言ってくると腫れ物に触るように接してきました。妹に物申すときにも、「あなた(達)の生活が1番大切だから。無理をしなくていいから。」としょっちゅう言っています。私なりに妹が負担を感じないように気を使っています。それなのに妹ときたら!と思うことが多々あります。でも、こちらが良かれと思って言ったりやったりしたことが妹の負担になっていることもあるんだろうなと思いました。

 

それでも私は妹の面倒を見るつもりはありません。一番の理由は話相手をしているだけでも疲れるんです。なんだか私も壊れていくような気がするんです。妹と連絡をとらないといけないと思うと動悸がすることもあります。固定電話が鳴ったら妹じゃないかと冷や冷やします。「〇〇だけどー」と妹の声がしたら、胃がキューとなるのを感じます。

妹とできるだけ接点を持ちたくない。これ以上は私には無理。どうやって自分を守るか。気が付いたらそういうことを考えていました。