母の介護と妹の話(仮)

2023年1月に母が緊急搬送されました。母の介護とそれにまつわる妹の話を綴ります。ただの記録のため面白くありません。読んでもため息しか出ないと思います。

2月21日 延命治療をする? (6)修羅場

妹は12:00ごろといっていたけど、10:00か11:00頃に電話がかかってきました。スマホ

 

妹は「延命治療を希望する」とのことです。

 

昨日、『お姉ちゃんが延命しないというなら、そうしようと思います。』と言っていたのにどうなっているんだと思いますが、

真顔:「そっか。延命を希望するんだね。」

と応えて、妹が医師から強く言われたという延命治療の治療費について、ネットで調べたことを話をしました。

それから、「できるだけあなたの意思を尊重したいと思っている」と前置きした上で、延命治療の懸念点を話しました。

真顔:「延命治療で心臓が動いていても話をしたりすることはできないんだよ、意識はないから。それでもいいの?」

かに座:「私は、お母さんに一分でも一秒でも長く生きていてほしい。

真顔:「そうだね。心臓が動いているだけでも?先生が患者にも家族にも辛い光景だっていってたけど、それでも?」

かに座:「はい。」

真顔:「どうして延命治療(を希望する)に意見が変わったの?

かに座:「叔母さん(元医師)に電話したって言ったやんか。それでいとこ君(医師)にも話をきいて・・・」

(後略)

私には、妹は「叔母やいとこ君に延命治療をしたいと話をしたから、今更変えられない。」と言っているように聞こえました。それで、

真顔:「意見はかわっていいんだよ。誰もあなたのことを悪く言ったりしないから。あなたから言いにくければ、私が代わりに言うし。」

と言いました。

妹はヒートアップして、「もう、変更はできないから。」、「無理なの」、「できない」、「ダメ」と返してきました。

私は電話で妹の名前を何度も呼んで落ち着かせようとしましたが、「もう変えれないの」と(泣き?)叫ぶばかりです。泣き叫びたいのはこちらなのに。。。

 

私は途方にくれたのと同時にこれまで我慢してきたものがプツンときれました。こんなことしたくはなかったけど、

ムキー:「電話を切るよ!」

と言って切りました。

すぐに妹がかけ直してきました。迷いましたが、電話にでました。でも、妹は「できない」、「変えられない」ととりつかれたように言うだけで話ができません。私は再び電話を切りました。

すぐにまた妹から電話がかかってきてと同じことを繰り返しました。

何回目かにふと、私が電話にでることが余計に妹の気持ちを高ぶらせているかもしれないと思いました。私は電話を一方的に切っていることの後ろめたさから電話にでているだけだと思ったので、電話を無視しました。